インナーブランディングを意識した社内イベント企画!
社内運動会や周年記念イベントなど、企業がメインとなって行うイベントは多岐にわたります。これらを単に「実施する時期が来たからなんとなく」「対外的に見栄えが良いから」という理由で行っている企業も少なくありません。
しかし、それは大変もったいないことです。いま、これらの社内イベントが持つ「インナーブランディング効果」に大きな注目が集まっています。目的を意識してイベントを企画すれば、より高いインナーブランディング効果が期待できます。
インナーブランディングとはいったいどのようなもので、より効果的なイベントを企画するためにどのような点に注意すべきなのでしょうか?この記事でご紹介していきます。
インナーブランディングとは
ブランディングといえば、多くの方が顧客や一般消費者に対して商品やサービスのイメージを浸透させていくことをイメージされるのではないでしょうか?こういった外部の人を対象としたブランディングを、インナーブランディングに対して「アウターブランディング」とよびます。
もちろんこれは、営業成績を上げ収益を得ることに直結した非常に重要なプロセスです。
それに対して「インナーブランディング」とは、企業そのものの価値や将来的に目指す企業像を従業員に理解させ、浸透させていく啓もう活動を指します。インナーブランディングはアウターブランディングに比べ、これまであまり意識されてきませんでした。
しかし、品質管理やスタッフの不適切な行動による損害を是正するには、従業員の意識改革が欠かせません。インナーブランディングを徹底することで、意識の改善とそれによる行動の変化が期待できるわけです。
ひと口に従業員といっても、自社の社員だけでなく派遣社員やアルバイト・パートスタッフもいるでしょう。それらすべての従業員を対象とすることで、より高い効果が狙えます。
インナーブランディングから生まれる効果
インナーブランディングは、会社の目指す方向性や理念を従業員に浸透させることです。あまり意識することがないかもしれませんが、末端の社員にまで会社の将来像や理念が浸透できている企業はそれほど多くありません。これらの浸透を図ることで、一般的に次のような効果が期待できます。
- 顧客志向の向上
- ブランド価値の社員による外部発信
- モチベーションの向上
- 離職率の低下
- 顧客満足度の向上
- 顧客満足度の高い新商品・新サービスの開発
- 社員の一体感
- 経営方針の浸透と実践
社内の考え方が統一できれば、行動や言動に矛盾が生じないのでアウターブランディングにもつながっていきます。企業への帰属意識やモチベーションのアップも期待できるので、パフォーマンスの向上もきたいできるでしょう。
また、行動規範や考え方の指針ができればその達成に向けた自主的な改革も可能になってきます。自主的にアイデアを生み出す力を持ったスタッフが増加することで、他部署との連携も図りやすくなり、業務プロセスの改善といった具体的な成果にもつながっていきます。
インナーブランディングを浸透させるためのプロセス
具体的には、次のようなプロセスに沿ってインナーブランディングを進めていきましょう。
- 現状の理解度を把握
- 浸透すべき理念の策定
- どう浸透させるかのプランニング
- 企画の実行
インナーブランディングには部署を横断した連携が欠かせませんが、他部署との連携は何も指標がなければ自分の仕事と捉えられにくいという欠点があります。そこで活躍するのが「社内イベント企画」です。イベントという日時と場所を設定した場面を用意すれば、企画内容を通した理念の表現など、道筋を具体的に描きやすくなります。
インナーブランディングを進めるうえで意識すべき点は、経営陣や管理職の考え方を統一しておくことです。伝えるべき方向性に矛盾があっては、社員に会社に対する不信感を与え、逆効果ともなりかねません。
通常業務と切り離されたイベント企画であれば、部署間の連携も図りやすくなるでしょう。自分たちがそこで表現すべきビジョンを何度も話し合うことで、おのずとビジョンが統一されていくのです。
その際、経験がないスタッフだけですべてのプロセスを取り仕切ろうとすると無理が生じてしまう可能性も。負担が大きくなりすぎないよう、外部の専門業者やアドバイザーを上手に活用しましょう。
担当者様を社内のヒーローに!
イベント企画が成功に終わると、参画したスタッフには大きな気持ちの変化がもたらされます。社内から自然に「お疲れ様!」「楽しかったよ!」「最高だったね!」といった評価の声が漏れる瞬間の達成感は、言葉で表現できません。
社内イベント企画を多数手がけてきた当社では、周辺業務の効率化や蓄積したノウハウ・データなどを通して担当者様を力強くサポートいたします。大きなイベントを成功に導いた立役者として、社内のヒーローになってみませんか?
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