強い組織作りに周年イベントで皆を祝おう!
経営者を取り巻く環境は常に変化を続けています。それらの変化を敏感に取り込み、武器として活用することのできる人材を育成するには、社員が一体となった強い組織づくりが欠かせません。
そこでぜひ活用をおすすめしたいのが、周年記念イベントの持つインナーブランディング効果です。創立10周年や20周年の際は、ぜひ記念イベントを開きましょう。記念イベントの準備は大変ですが、イベント専門業者の力を活用することで負担が軽減できます。
従業員を対象としたインナーブランディングには、組織に対する帰属意識の醸成、モチベーションのアップなどさまざまな効果が期待できます。縦割りとなりがちな組織を横断した社員間の参画などを通して、環境の変化に飲み込まれることのない強い組織を作っていきましょう。
周年記念イベントを開催する主な目的
周年記念イベントは、創立後10年や20年の節目に当たり、その期間、経営を継続できてきたことをお祝いする日です。創業からこれまでの過程を振り返り、お世話になってきた社員や取引先やご家族の皆様に感謝を伝え、今後の目標に向かって再びともに歩き始める日でもあります。
これらの目的に加え、近年では従業員を対象としたインナーブランディングにも、周年記念イベントが活用される事例が増えてきました。全社員が集まる記念イベントの機会に、会社の方向性や事業理念、今後の事業戦略などの浸透を図るわけです。
インナーブランディングは、顧客や一般消費者を対象としたアウターブランディングに比べて軽視されがちですが、長期的にみると大きな意味を持ちます。部署によって従業員の話すことに矛盾がある会社は、他社からの信用が得られません。会社の方向性が理解できていれば、品質管理もより徹底されますし、営業時のモチベーションも違ってくるはずです。
事業部を横断した実行委員会などを組織すれば、従業員同士のコミュニケーションもより円滑に運ぶことが期待できるでしょう。
もちろん、大規模なイベントを開けば対外的なアピールにもつながります。刻々と変化する経営環境に対応し、長期間にわたり組織が生き残ってきたということを印象付けられるわけです。自社のPRとしてどのような企画が必要か話し合う過程で、より従業員の中に会社の方向性が深く浸透していくでしょう。
組織のベクトルを合わせ、輝かしい未来像を明確に
周年記念イベントでは、取引先や顧客に向けて感謝の意を伝えると同時に、これまでの実績や現在プロモーションを進めている製品・サービスのPRを行います。さらに将来のビジョンについても、この機会にPRする企業が多いのではないでしょうか。
これらのプロモーション計画を作り上げるプロセスには、ぜひ中核を担って欲しいと思っている従業員を含めましょう。いかにして外部の人にそれらを伝えるかを考えていくなかで、従業員の中に会社の取り組み姿勢や今後の展開に対するビジョンが生まれてくるからです。
組織のベクトルが統一できれば、その実現に向けて自分の果たすべき役割も自然に意識できるようになります。日常業務に関してもそれが何も目指すものなのか意識できれば、モチベーションのアップにつながります。
周年記念イベント成功の秘訣とは
周年記念イベントを成功させるために重要となるポイントは、事前周知の徹底です。一部の経営陣だけが盛り上がり、現場の従業員は開催日時もうろ覚えという状態では、対外的なアピールにつながりません。
従業員全体にイベントの概要はもちろん、趣旨なども明確に伝えておきましょう。
また、イベントのプログラムには社員を巻き込んだ出し物をぜひ取り入れてください。もちろんお金をかければ、旬の芸人さんを呼んでパフォーマンスをしてもらうこともできますし、プロの手を借りれば会場は盛り上がります。しかしそれでは、あまり従業員に「自分たちのイベントだ」とは思ってもらえません。
日ごろ従業員と接する機会の少ない役員も、この機会にぜひ何か面白い出し物を企画してみましょう。従業員との距離が縮まり、親近感と自社への帰属意識醸成につながるはずです。
強い組織づくりには個性も大切
「強い組織づくり」というと、軍隊のように無個性で上の言うことを無条件できく人間の集まりをイメージされるかもしれませんが、それは違います。日々変化するこの時代に合わせて組織を強くするためには、部署を横断した団結力とともに、個人の個性も引き出してあげなければなりません。
周年記念イベントの企画経験が豊富なバウンスクリエイティブでは、個人から団体組織までご対応できる企画内容の豊富なバリエーションをご用意しています。個々の個性を認められると、人はその組織に強い愛着を持つようになります。個性を引き出すイベントの企画を通し、最終的に強い組織を形作っていきましょう。
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