祝・大阪万博2025年決定! 万博にちなんだ周年イベントでモチベーションアップを!

2025年5月、大阪では1970年以来55年ぶりに国際博覧会(万博)が開催されます。

IoT、VRなど世界最先端技術を駆使し、ハイテクジャパンのポテンシャルを改めて世界に発信する格好の機会となることでしょう。

ものづくり/技術力に興味を持つ世界中の人々が関西に注目する大阪万博。特に関西圏に本社を置かれる企業様は万博開催の機運に乗り、万博に関連したテーマで周年イベントを開催することで社員の士気を高め組織のパフォーマンスを最大化できるチャンスではないでしょうか。

2025年大阪万博の構想とその経済効果

2025日本万国博覧会誘致委員会の資料によれば、大阪万博の想定来場者は約2800万人。これは大阪府の人口約886万人の3倍以上にあたります。また経済波及効果は約2兆円といわれ、地域経済の活性化や中小企業の経営強化といった効果が見込まれています。

特に大阪・関西はライフサイエンスやバイオメディカルの集積地ですから、万博を契機に世界各国・地域と新たな関係が生まれ、こういった産業に関連する企業様にとっては大きな飛躍のチャンスといえるのではないでしょうか。国内外からの投資も拡大するのではないかという期待も持たれます。

関西中小企業の動向

近畿経済産業局の平成30年の調査によると、関西の開業率は2年連続で全国トップです。しかしその一方企業減少率は全国水準を上回っており、特に小規模企業数の減少が目立つという状況になっています。大規模企業は比較的元気ななか、関西経済を長年にわたって支えてきた中小企業がいまひとつ精彩を欠くという図式です。また従業員数に関しては、中規模以上の企業は全国平均よりも多いのに対して小規模企業では減少傾向がみられます。

このように、中小企業にとっては業績とは別に「人離れ」も深刻な問題です。これを防ぐには、福利厚生を手厚くするといった即物的な対応のほかにも、企業の求心力を高め働く人のモチベーションアップをはかる施策が必要不可欠でしょう。それには社員の一体感・結束力を高める周年イベントも有効な手段のひとつではないでしょうか。

伸びる企業、成長する企業は社員のモチベーションを大切にしている

さて、ここで企業の求心力について少し掘り下げて考えてみましょう。

ここ数十年、日本企業はグローバル経済に対応し競争力を維持するべく、企業の生産性や効率といった指標を重視する傾向が強まった感があります。それは非常に重要なことですが、その反面「社員を大切にし、社員の幸せを守る」といった要素が軽視されるようになったのではないかと危惧する声もあります。

経済成長よりも「幸せ」が大切

国連の世界幸福度報告書2018によれば、日本の幸福度は調査対象の156カ国中54位という結果に終わりました。1位はフィンランドで上位を北欧諸国が占める結果となっています。アメリカは18位で、必ずしも経済的繁栄のみが人々の幸せに直結しているわけではないことがわかります。

企業である以上、利益の追求は必至です。しかしそれ以外の要素、つまり「働く人の幸せ」もあわせて追求するべき時代になってきているのではないでしょうか。少なくともそう考えている人が増えていることをこの調査は物語っています。

大阪万博のテーマをみても、そうした構図が見えてきます。
今回の大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。そしてサブテーマは「多様で心身ともに健康な生き方」「持続可能な社会/経済システム」が掲げられています。

科学技術だけではなく、科学技術の進歩が恩恵をもたらすべき「人と社会」に焦点をあて、人間ひとりひとりがどう輝くか、そして未来社会をどうデザインしていくかといった奥深いテーマです。

万博のテーマとシンクロした周年イベントを

そこで、大阪万博の機運に乗って周年記念を祝うだけでなく、こうしたテーマも周年イベントの企画に取り入れてみてはいかがでしょうか。
「自分は何のために働いているのか」「この会社で働くことで、自分は輝けるのだろうか」。社員の皆さんがそうした疑問を持たないで済むように「この会社のビジョンはこれだ」「目標はこれだ」といったことを言葉ではなくイベントを通じて社員に伝え共感を求めるのです。

たとえば運動会。これは社員同士の交流を促進する参画型のイベントとして定番ですが、そこに「万博」や「未来」といったキーワードをからめ、モチベーションアップの要素をどう付け加えていくかを考えてみましょう。ありきたりな種目ばかりでなく、貴社の業種や製品/サービスにちなんだオリジナル種目を加えてみるといった工夫も必要かもしれません。

また周年記念の社員表彰でも、数値化しやすい業績・成績だけを基準にするのではなく、日頃目につきにくい形で縁の下の力持ち的な努力している社員を見いだし、それを表彰するといった心配りも有効ではないでしょうか。「会社は社員ひとりひとりをちゃんと見ていてくれる」ということが理解されれば、会社への信頼度やエンゲージメントの向上につながり、インナーブランディング(社員に対して企業ブランドの価値やビジョンの理解を共有するための啓蒙活動)の醸成にも役立ちます。

 

抽象的なイメージを具体化するには?

「万博開催の機運に乗って、万博に関連したテーマで周年イベントを」
「人を大切にする企業であることを社員にアピールしてモチベーションアップを」

こうした考え方に共感していただける企業様は多いことと存じます。しかし、では実際にどのようなイベントを企画すればいいのかというとなかなかいいアイディアも出てこないのではないでしょうか。

私たちバウンスクリエイティブは幾多の企業イベントを手がけてきた経験と実績から多様なケーススタディを蓄積しています。企業様の抽象的なご要望やイメージを具体的な形に落とし込み、またイベントの企画・運営・手配といった一連の煩雑な作業もワンストップでお任せいただけます。

前回の大阪万博も、2020年でちょうど50周年を迎えます。再び大阪で万博が開催される機運の盛り上がりを受け、御社の周年イベントを飛躍の起爆剤にしてみませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。